MRIの磁力の恐ろしさ

MRIに関するこんなニュースがありました。

MRI検査(MRI=MagneticResonanceImaging:磁気共鳴画像診断装置)


MRI検査は強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査です。様々な病巣を発見することができますが、特に脳や、脊椎、四肢、また子宮、卵巣、前立腺等の骨盤腔に生じた病変に関して優れた描出能が知られています。また、色々な病気の早期発見、診断にMRI検査は有効とされ研究が進んでいます。

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「見舞いで病院訪れた男性、MRIの磁力に引き寄せられ死亡 インド」

インド経済の中心都市ムンバイで、親族の見舞いで病院を訪れた男性が、磁気共鳴画像装置(MRI)の強力な磁力に引き寄せられて死亡する事故が起きた。警察が29日、発表した。

事故は27日夜、ムンバイにあるナイル(Nair)病院で発生。市警察が出した声明によると、男性は酸素ボンベを抱えて室内に入った際、磁力により装置へ引き寄せられたという。

警察報道官はAFPに対し、「インド刑法第304条にのっとり、医師1人と職員1人を過失致死容疑で逮捕した」と明かした。

警察は初期情報に基づき、男性が運んでいた酸素ボンベが装置にぶつかって破損し、男性がボンベから漏れた液体酸素を吸い込んで死亡したとの見方を示している。

犠牲者のおじの話では、男性は職員からボンベを運ぶよう頼まれ、その際MRIの電源は落としていると説明されたという。「そういった事故を防ぐべき職員が、装置の電源が入っている時に私の家族らに室内に入るよう促した。私たちはショックを受け、打ちのめされている」とおじはAFPに語った。

MRIの磁気の強さは超強力

病棟実習でMRI室の見学をしました。身の回りの金属類を外して入室しました。磁気自体は人体には無害なので金属類さえ外せば安全に入室できます。しかし、胸からあるものがぶっ飛んで行きました。それは、なんとボールペンです!!!ボールペンに含まれるわずかな重さの金属製バネが磁気に反応し飛んで行ったのです。その速度は恐ろしいもので全力でペンを投げた時くらいの速さでした。この速度で酸素ボンベが飛んで行ったら人が死ぬのもうなずけます。

MRI室に入るときには必ず身の回りの金属を含むものを外してください!

MRIの料金

単純MRI 約26000円  →   3割負担の時 約7800円

造影MRI 約35000円  →   3割負担の時 約10500円

人間ドックなどの保険適用外の時は左側の料金、何か病気が疑われる時などの保険適用の時には右側の料金になります。

ちなみにMRI装置の本体価格は台5〜10億円、最新・高級機だと15億円ほどするので、料金はとてもリーズナブルなことがわかります。病院側は約4万人のMRI撮像をしてやっと元を取ることができるのです。

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コメント

  1. 昔高校生の時に病院体験でMRI室に入って、紐でくくったハサミとか持って磁力を体感するって奴やったことあります!!

    ボールペン吹っ飛ばしたんですか笑
    確かにまさかこれが金属か、と油断してそうなものの一つですね。
    もう、何も持たないようにします笑

    • CORONA より:

      ハサミ!!飛んでいったら危なくないですか!?笑

      ちなみに、MRIは筒状になっているので、うまく飛ばせば入っていったペンは高速で戻ってきますよ!