第112回医師国家試験の結果が発表されました!!

第112回医師国家試験の結果が発表されました!

2018年3月19日、医師国家試験の結果が厚生労働省より発表されました。

今年は不適切問題が3つありました。また、メディックメディアの『講師速報』が快挙を達成しました!!以下に解説します!

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厚労省発表がこちら

第112回医師国家試験の合格基準は、
(1)必修問題は、一般問題を1問1点、臨床実地問題を1問3点とし、総得点が、160点以上/200点
但し、必修問題の一部を採点から除外された受験者にあっては、必修問題の得点について総点数の80%以上とする。
(2)必修問題を除いた一般問題及び臨床実地問題については、各々1問1点とし、総得点が、208点以上/299点
(3)禁忌肢問題選択数は、3問以下とする。

出典:厚生労働省ホームページ (http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken01/about.html)

正答はこちら

採点除外問題・取り扱い変更問題はこちら

A43

採点上の取り扱い:採点から除外する

問題として適切であるが、受験者レベルでは難しすぎるため。

38歳の女性。不妊を主訴に来院した。4年前に結婚し挙児を希望しているが、妊娠はしていない。6か月前に子宮卵管造影検査を受けたが、異常はなかった。5年前から月経痛があり、1年前から月経中に市販の鎮痛薬を服用している。月経周期は38~90日、不整。持続は5日間。過多月経はない。身長164cm、体重54kg。体温36.8℃。脈拍68/分、整。血圧110/56mmHg。腹部は平坦、軟。内診では、子宮は前傾後屈で正常大、可動性不良。 Douglas窩に有痛性の硬結を触知する。右卵巣に有痛性の嚢胞を触知する。経腟超音波検査では右卵巣嚢胞の内部エコーは均一である。左卵巣に異常を認めない。右卵巣の経腟超音波像(別冊No.18)を別に示す。


治療として適切なのはどれか。

a プロゲスチン療法
b クロミフェン療法
c GnRHアゴニスト療法
d 腹腔鏡下右卵巣切除術
e エストロゲン・プロゲスチン療法

B30

採点上の取り扱い:複数選択肢を正解とする
A 帝王切開
D β2刺激薬
のどちらでも正解

理由:設問が不明確で複数の選択肢が正解と考えられるため。

31歳の1回経産婦。妊娠32週1日。性器出血を主訴に妊婦健康診査を受けてい
る周産期母子医療センターに来院した。10日ほど前にも少量の性器出血があり、3日間の自宅安静で軽快したという。本日自宅で夕食作りをしていたとき、突然、性器出血があり、慌てて受診した。第1子を妊娠38週で正常分娩している。体温36.5℃。脈拍88/分、整。血圧102/62mmHg。来院時、ナプキンに付着した血液は約50mLだった。腟鏡診で計250mLの血液およぴ凝血塊の貯留を認め、子宮口から血液流出が続いているのが観察された。腹部超音波検査で胎児推定体重は1,850 g、羊水量は正常。胎児心拍数陣痛図で子宮収縮はなく、胎児心拍数波形に異常を認めない。経腟超音波像(別冊No.3)を別に示す。


対応として正しいのはどれか。

a 帝王切開を行う。
b 子宮頸管縫縮術を行う。
c 翌日の受診を指示し帰宅させる。
d β2刺激薬の点滴静注を開始する。
e オキシトシンの点滴静注を開始する。

E6

採点上の取り扱い:正解した受験者については採点対象に含め、不正解の受験者については採点対象から除外する。

理由:問題として適切であるが、必修問題としては妥当でないため。

筋肉注射に適さないのはどれか。

a 三角筋
b 大殿筋
c 中殿筋
d 上腕二頭筋
e 大腿四頭筋(外側広筋)

メディックメディアの『講師速報』は正答率100%を達成!!

まさに快挙です!!!!!

コロナもこのチームに参加していました!!!

うれしい!!!

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