CBT・OSCEは医学生活中盤の山場!どう乗り越える?
医学生は“偶数年”がキツイとよく言われます。
1年生は教養の授業
2年生は解剖
3年生は基礎・臨床講義
4年生はCBT・OSCE
5年生は病棟実習
6年生はマッチング・卒業試験・国家試験
という6年間になっているのですがこの赤字がキツイのです。
この中で特にCBT・OSCEはStudent Doctorという厚生労働省指定の資格を取るための試験となります。この資格がなければ病棟実習ができないので、100%留年となってしまいます。ですので、きちんと対策をしておきましょう。
CBT対策
CBTの概要〜知っておくべきこと〜
CBTは、臨床実習の資格を取るための試験で、4年生の夏休み明けまたは冬休み明けに行われます。各大学ごとに行われ、結果は10日以内に出ます。
単純5肢択一問題(240設問)および5肢択一問題の順次解答連問と多肢選択連問(合計80設問)からなります。試験時間は合計6時間です。
ここで大事なのが、CBTでは受験生ごとにプール問題からランダムに試験問題が出題されますが、受験生に出題される問題セット間の平均難易度に差がないように調整されるということです。
そして採点対象の問題はプール問題と呼ばれるいわゆる過去問からしか出題されないのです!
新作問題は採点対象とはなりません。次年以降のプール問題に入るのです。
CBTでは追試・再試が可能です。ただし、同一の試験実施期間内に限り、追試・再試とも1回に限り受験できます。
追試は病気など正当な理由で本試験を受験できなかった場合に追加的に行われる試験です。再試は、受験したが成績不良等の理由で再度受験の機会を与える試験です。
過去にはトラブルによりCBTが中断してしまった大学もあります。
↓以下の記事をご覧ください↓
トラブルが起きないよう祈りたいですね。
CBTの勉強法
↓こちらの記事をご覧ください↓
コロナのCBT合格体験記
↓こちらの記事をご覧ください↓
OSCE対策
OSCEの概要〜知っておくべきこと
OSCEとはObjective Structured Clinical Examinationの略です。
欧米の医学教育を見習って日本が始めた実技試験です。
いくつかのブースを回って決められた範囲の課題を行います。
身体診察と医療面接は必ずあり、ここがポイントになります。
また、過去に不正が起こっており、その大学は信頼を著しく落としています。
↓以下の記事をご覧ください↓
不正は絶対に起こさないよう、注意してください!!
OSCEの勉強法
実はOSCEの勉強は非常に簡単です。
こちらの、診察と手技がみえる1と2を購入してください。
そしてOSCE指定の範囲を読み込みます。
ただ、1人で本を読んでいても実践はできません。友達と2人以上のグループを作り、お互いに実践するのがおすすめです。
一番の難関ポイントは医療面接だと思います。患者さんの台本によっては聞くのが難しかったり患者さんが意地悪であまり自分から話してくれなかったりするからです。
医療面接の練習は、2人1組になり、患者役は病気がみえるの好きなページを選びます
。そこに載っている病気の特徴を見ながら、医師役の質問に答えて行きましょう。医師役はその病気を当てるつもりで多くのことを聞いて行ってください。これで力がつくはずです。
またOSCEの勉強開始時期はCBTの後からで良いでしょう。だいたい1週間〜2週間あれば十分の対策ができます。
CBT・OSCEの後の勉強法
CBT対策で使えるようになったQB onlineにはQAssistという講義動画がついています。
これを以下の記事のように実践していくことを強くオススメします!
↓以下の記事をご覧ください↓