OSCEでも役立つ!医療面接で聞くべきこと

医療面接の手順を紹介します

語呂合わせですがわざわざ覚えるのには理由があります。臨床の現場では分かりやすい病気の方が少ないからです。そのため、些細な情報まで聞き逃さないように収集するする必要があります。こちらに一般化して並べたのでぜひ活用してください。

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主訴

Chief complaint「今日はどうされましたか?」

→Open Questionを心がける

現病歴

OPQRST

Onset:発症機転
Palliative/Provoke:寛解・増悪因子
Quality/Quantity:性状・強さ
Region/Radiation:部位・放散
Symptoms:随伴症状
Time course:時系列

LIQORAAA (トリプルエー級の強いお酒という意味)

Location:部位
Intensity:強さ・影響度
Quality:性質
Onset:発症機転から経過
Radiation:放散
Alleviative factors:寛解因子
Aggravating factors:増悪因子
Associated symtoms:随伴症状

周辺情報

PAM HITS FOSS (パムはフォスを叩いた)

Past medical history:既往歴

Allergy:アレルギー

Medication:服薬歴

Hospitalization:入院歴

Illness:病気/健康診断の指摘

Trauma:外傷

Sleep pattern:睡眠

Family history:家族歴

Obsterics and gynecological:出産歴、月経

Sexual habit:性交歴

Social history:社会歴 Smoking/Occupation/Drugs/Alchohol (SODA)

妊娠可能性 の聴取について 〜上品な聞き方〜

「あなたは今、妊娠の可能性がありますか」

初対面の医師にこのように言われると誰しもが緊張してしまい、本音を話さないだろう。たとえ、1ヶ月前の遊びに心当たりがあったとしても。

ここで、相手の心理を巧みに操るテクニックがある。

医師『これはすべての患者さんにお聞きしているのですが、あなたは今、妊娠の可能性がありますか?』

患者「いいえ」

医師『それは0%ということですか?それとも1%ですか?

患者「ええと、、、1%かも、、、」

上記のように患者はYES or NOのクエスチョンでは0%も1%もどちらもNOと言ってしまう。

そこで、1%か0%かという究極の部分を、数字という、いやらしさのない問いで聞き出すというのが巧みの技なのである。

これは、喫煙、性的指向、手術歴など相手の言いたくないことを探る時などにも応用できるだろう。

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