Unit 3 医学・医療と社会(衛生学・公衆衛生学・法医学)
Unit 3の医学・医療と社会では衛生学・公衆衛生学・法医学を学びます
衛生学とは、ヒトと環境とのつながりを考える学問で、公害や法規制などが代表的な例です
公衆衛生学とは、ヒトとヒトとのつながりや、ヒトそれぞれの暮らしについて考える学問で、生活習慣病などが代表的な例です
法医学とは、テレビドラマで見るような法解剖をしたり、血液鑑定をしたりする、司法と科学を結びつけた学問です
自分達の暮らしや、法律と直に関わってくる分野なのでとても楽しいです
しかし、どの先生も口を揃えて日本の医療費は大きい、しかし医療費削減をすると医療が保てなくなる、しかしこのままだと日本は破産する、などと言っていて危機感を覚えます
日本には法医学者が少ないらしいです
殺人が少ない国だかららしいです
バリバリ理系の人にはつらい科目ですが、将来有用なので頑張ろうと思います
Unit 3 衛生学・公衆衛生学実習
Unit 3の衛生学・公衆衛生学実習では10以上のグループに分かれそれぞれ校外実習をします
私は東京都の川の水について調べるグループを選びました
秋葉原の港からNPOの人と船に乗り込み、神田川と日本橋川を通り途中で水のサンプルを採取しました。
東京都文京区では燃えないゴミは船に乗せられ東京湾に沈められるそうです。一日20台の船によって運ばれ、埋め立て地は爆発的に増えています。
燃えるごみは灰となって体積を小さくされ埋め立てられます。体積を小さくするといいますが、燃えるごみの炭素は二酸化炭素となり空気中に排出されているわけです。
将来的に東京湾はごみで埋まってしまうかもしれません。ごみ処理にも大量のエネルギーを使っています。幸せな生活の裏にはとてつもない闇がありました。
東京都では雨水も下水として処理されてから川に排出されます。しかしゲリラ豪雨などで雨水が増えたときは下水容量がなくなってしまい、家庭の下水が逆流してしまうかもしれません。そこで下水を処理せず直接川に流してしまいます。
下水には様々な化学物質が含まれていて、環境汚染やヘドロの原因となるのです。
これからは、一人一人が環境問題を知り、考えていくのが大切だと思いました。
Unit 3 法医学実習
Unit 3の法医学実習では血液について実験しました
二人一組になって採血をし、遠心分離で血清と血球に分け、様々な試験をし、血液型を求めます。
そしてお互いの血液を混ぜ、輸血ができるかどうかを判断します。
親から言われていた血液型と異なる結果が出た友人がいて呆然としていました
20年目の大ショックです(@ ̄Д ̄@;)
なぜ法医学で血液?と思うかもしれません
法医学では血液鑑定を用いることがあるので血液に関する実習だったわけです