Zone G 感染・免疫
Zone Gの感染・免疫では感染症と免疫について学びます。
感染の講義では細菌、真菌、ウイルスの名前と感染や症状などを覚えるのが大変です
免疫では細胞のミクロな働きを学習します
なんで細胞がこんな働きをできて、なんでそれを人間が解明できたのか非常に不思議です
感染症は公衆衛生ともかかわりとても重要なので頑張ろうと思います
Zone G 微生物学実習
Zone Gの微生物学実習は実習の中で最も危険かもしれません。
なぜならば、本物の細菌を培養し、特徴をみるからです。
また、自分の鼻、口、便から採取した菌を自分で培養し観察をするという、とても恥ずかしい実習でした
皆、白衣に手袋にマスクをして、実験を行い、手洗いを念入りに行いました
筆記用具と白衣は実習の2週間、実習室から持ち出してはならず、後日細菌死滅処理をされてから返却されました
培養した菌は多岐にわたり、実際の患者さんから取った菌や、結核菌などの感染力の強いものまで扱いました
ほぼ全ての菌をグラム染色したので、とても上達しました
菌は、においがとても強烈できつい実習でしたが一番科学者らしい実験だったなと思います
Zone G 免疫学実習
Zone Gの免疫学実習では、タンパク質で免疫された複数のマウスの血清を用いて、自分の班に配られた血清がどのマウスのものかを3回の実習にわたって推理するというストーリー性のある実習でした
主にピペットを用いて血清と抗原と抗体を計り取る作業でしたが、私の得意分野だったので毎回一番に終わっていました
フローサイトメトリーという実験では細胞を一つずつ落とし、レーザーを当て、特徴を測定するという、一億円以上するという高価な機械を使いました
人間の免疫力に関しては私がとても関心を持っているテーマなので、これからも免疫の勉強をしていこうと思います
Zone G 寄生虫学実習
Zone Gの寄生虫学実習では、寄生虫の観察と実験を行います
初回はマラリア感染者の血液標本を顕微鏡で見て、赤血球に寄生したマラリア原虫を観察しました
マラリアには四種類あります
熱帯熱マラリア
三日熱マラリア
四日熱マラリア
卵形マラリア
の四つです
特に危険なのは熱帯熱マラリアで、感染赤血球表面にノブと言われる物質を出し、末梢の血管内に付着してしまいます
脳につまると重症化してしまいます
また、薬剤耐性もあり、治療も大変です
大変な実習ですが、頑張っていこうと思います
Zone G 寄生虫学実習 その2
ZoneGの試験が終わり、ほっとしたはCORONAです
寄生虫学実習では、基本的に患者さんの糞便の標本を用いて、顕微鏡を覗いて寄生虫を同定する実習でしたが、1度だけ寄生虫を生物の体内から取り出す実習をしました
普通に市場から買ってきたサバを解剖し、内臓からアニサキスという寄生虫を取り出すという実習です!
市場で買ってきた普通のサバですが、たっっっっくさん寄生していました
みなさんも是非スーパーで買って内臓を見てみてください
平均して1匹あたり20匹ほどのアニサキスが寄生しているそうです
1%ほどの個体では内臓から筋肉にアニサキスが移行します
なので生サバを食べると稀にアニサキス症になることがあります
しかしアニサキスは加熱や冷凍に弱いので回転寿司ではサバは安全だと思います
ところで1回目の実習でマラリア観察を行ったのですが、そのレポートが学年一位だと表彰されましたヾ(@^▽^@)ノ
その理由はスケッチだけでなく、マラリア感染赤血球の確率が先生が測ったものとピッタリ一致していたからです!
数え上げ方は顕微鏡を覗いて見える範囲の感染赤血球と白血球の数を調べ、相対的に感染赤血球の割合を出します
がんばって数えた甲斐がありました(°∀°)b